在来軸組パネル Conventional Panel

在来軸組パネルについて

在来パネル工法とは、柱・梁で組み上げた構造体に、耐力壁として工場生産された木質パネルをはめ込む工法です。
耐力壁としてのパネルはもちろん、開口部や内部の間仕切り、下がり壁や細部のパネルなど形状や大きさにあわせて製作が可能です。
また断熱材を組み込んだ断熱パネルの製作も可能です。

在来軸組パネルの工法

従来の工法

従来の軸組工法は、耐震性があまりよくないという点がもともとあります。木材を斜めに渡した「筋交い」で耐力壁を作るのですが、負荷が木材の接点に集中してしまうという弱点があります。

在来軸組パネルの工法

在来軸組パネルの工法は、耐力壁の筋交いの代わりにパネルを張ったり、筋交いにプラスしてパネルを張ったりと面で支えることで、力を分散しています。パネルの種類や制震ダンパーの有無につきましては制作会社の設計によって取り組み方は異なります。

丁寧さが永田の売りです!!

室内で保管する場合には、転倒防止のためロープなどで縛って丁重に保管しています。

外で保管する場合には、丁寧にビニールシートを被せて直射日光及び雨風を防いでいます。

在来軸組パネルにするメリット

比較1
筋交い
筋交いは、地震の力が接合部へ集中しやすい構造となっており、倒壊のリスクが高くなります。
在来軸組パネル
在来軸組パネルは、自身の力を面全体で受け止めるので壊れ難い構造です。
東日本大震災や熊本地震以降、「地震に強い家」が求められる中、在来軸組パネル工法での建築は大いに注目されています。
比較2
筋交い
筋交いは、「人手」と豊富な知識を持った「職人」が必要です。
在来軸組パネル
在来軸組パネルは、施工の簡易さから「人手」を少なくでき、人件費を削減できます。
また、パネルを組み合わせるだけなので、知識等もそれほどまで必要ではなく、現在の建築業界の課題「職人不足」の改善が見込めます。
比較3
筋交い
筋交いは、筋交と柱との間に隙間なく断熱材を施工し難く、たすき掛け筋交いや金物がある部分となると一層難しくなります。
施工品質が技量や丁寧さによって左右され易いです。
在来軸組パネル
在来軸組パネルは、断熱材が効率的に施工出来、隙間も発生しにくく、断熱性能アップにつながります。吹き付け断熱材の施工もできるので、施工品質に差が生まれにくいのが特徴です。

在来軸組パネルの種類

オーダーメイド在来軸組パネル

建築物の大きさに合わせて制作する在来軸組パネルです。フルオーダーになりますので、別途設計書等をいただく様になります。10枚単位での受注受付可能です。


 

規格在来軸組パネル

規格の決まった在来軸組パネルです。大量生産を行うことが多いですが、地元生産し現地に運ぶことで、運搬のリスクの低減をすることが可能です。

規格化したパネル生産を行うことにより、大量生産が可能になります。マニュアルに沿って工場で効率よく、大量に生産される為、データの作成やパネル作成が容易になり、商品の質にバラつきがなく、また低コストも実現されます。

地元の販路を確立し、地域密着型のパネル作りを目指しています。

建設工房永田なら上記のどちらでも承ります!